11月26日

寒くなる前に

実家の整理を終えてきました。

18歳までそこで過ごしたから

もうこっちの生活の方が

倍ほど長いんだけど、

帰る家がなくなるというのは

とても寂しいことだと予測してたし、

実際にそれに耽りながら

作業をしました。

最後に表札を取り外して、

家にありがとうと

さよならを伝えたあと

途端に、

家の周りにある土地が持つ

やさしさを感じることができた。

若い頃は

「なんでこんな四国の端っこに

生まれる必要があったんだろう」

と思ってたし

「とにかく早く脱出したい」

と思っていました。

あることが当たり前過ぎて

目が向かなかったけど

本当に美しいところに

生まれて育ったんだなぁ、

と思います。

今日は亡き母の誕生日。

帰る家がなくなっても

また帰ります。

yes 前田

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Maeda